「嫌われたくない」という人へ
人から嫌われたくないという気持ち、すごくわかります。
私も嫌われたくなかった、好かれていたかった、いい人でいたかったですから。
でも今になって思うのは、嫌われるのが怖くて自分を偽るのってつらくないですか?
周りの人の顔色をうかがって生活するのって、しんどくないですか?
嫌われたらどうしようってビクビクしながら生きるのって、苦しいですよね。
「嫌われる勇気」で有名なアドラー心理学は賛否両論ありますが、私はこれを読んでとても勇気づけられました。
嫌われたっていいんです。
誰に何を思われても、自分のやりたいこと、やるべきことをしたほうがいいです。
人の意見ばかり気にして生きていたら、きっと後悔しますよ。
私も自分の人生をちゃんと生きればよかったと思うことがあります。
人の意見ばかり聞いていると、他人の人生を生きていることになってしまいますよ。
アドラー心理学で好きな教えがあります。
「課題の分離」です。
自分の課題と他人の課題を区別する、というものです。
例えば子供に親が「勉強しなさい」と言う行為は、親が子供の課題に踏み込んでいる(課題の分離ができていない)ということになります。
「勉強する」ということは子供の課題なので親は口を出すべきではない、ということです。
別の例でいえば、職場の同僚に嫌な顔をされたくないから無理して残業する、という行為も課題の分離ができていないということです。
同僚が嫌な顔をするのかしないのかは同僚の課題であって、あなたが気にすることではないのですよ。
「嫌われる勇気」を持つと、とても楽に人生を生きられますよ。