不幸だと思いますか?
今のあなたの幸福度は何パーセントですか?
80パーセント幸せだと思っている人は、10年後も大体80パーセント幸せなのだそうです。
幸福度が20パーセントしかない人は、10年後も大体20パーセントしか幸福度は得られないそうです。
もっと収入が増えれば幸せになれるのに。
職場環境がよくなれば、きっと今より幸せになれる。
恋人ができれば幸せになれる。
そんなふうに「今より○○がよくなれば幸せになれる」と思ってしまいますよね。
でも残念ながら環境が変わっても人間の幸福度はさほど変わらないのですよ。
ちなみに私は自分は不幸だと思って生きてきました。
でも今は幸せです。
それは環境が変わったのではなくて、自分の心が変わったのだと感じています。
人の幸福度は心の状態で変わるのです。
自分が不幸だと思っている人はマイナスの色眼鏡で世の中を見てしまいます。
自分が幸せだと思う人は、同じことが起こってもプラスの色眼鏡で見ることができます。
だからプラス思考になれ、とは言いません。
「プラス思考にならなくちゃ」と思うことが心に負担をかけることもあるのです。
私もマイナス思考の時はプラス思考の人に憧れて、そうなりたいと思っていました。
でもいくら頑張ってもつらいだけで、最終的にはプラス思考の人とはあまり関わらないようになってしまいました。
何年も何年も時間をかけて、いろんな事や葛藤があったけど、今はわりとプラスに考えられるようになったと思います。
もちろん落ち込んだりしたときはマイナスに考えてしまうこともありますが。
私が変われたのは、マイナス思考の自分を受け入れようと思ったからだと思います。
プラスもマイナスも関係なく、ありのままの自分を認めようと思いました。
自分を大事にして、自分の考え方を尊重して、自分のやりたいことをやる。
人から何を言われても自分を信じる。
人と自分を比べない。
この「劣等感」は人を不幸にする考え方なんですよ。
劣等感があるから人は頑張れる、と言う人がいました。
きっとその人は強い人だからそう思うのでしょうね。
私は弱い人間なので、できれば劣等感なんて感じたくありません。
小さい頃から他人と自分を比べて、ずっと劣等感を持ち続けていました。
劣等感が強いと自己肯定感が低くなります。
自己肯定感が低いと自分をぞんざいに扱ってしまいます。
人から「○○さんはあなたより○○だ」と言われたときは、すごくショックでした。
そんなふうに人を不幸に陥れるようなことを言う人とは、関わらないのがいいのです。
自分の気持ちを持ち上げてくれる人とだけ関わればいいのですよ。
人を褒めるのが上手な人、人を楽しませるのが上手な人。
この人と一緒にいたら私の気持ちが上がるな、という人とできるだけ会うことも大事です。
そんな人が周りにいなければ、自分がそうなればいいんです。
自分で自分を褒めてあげてください。
あなたは一生懸命、がんばっていますよ。
そんなに無理しなくていいんですよ。
もう少し肩の力を抜いて、ゆっくりしたっていいんですよ。
自分に優しい言葉をかける方法を教えてくれた人がいました。
あなたは他人に対しては気を使ったり、優しい言葉をかけたりしませんか?
その言葉を自分に対しても使ってあげてください。
他人が落ち込んでいたら「どうしたの?大丈夫?そんな無理するなよ」って言うじゃないですか。
その言葉を自分にもかけてあげてくださいね。